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音楽とストレスホルモン

国立ベルリン自由大学のケルシュ(Stefan Kölsch)博士と研究チームは、2006年から2007年にかけて61名の患者を対象にして行われた緻密にデザインされた実験で、術前に音楽を聴いた患者のストレスホルモン「コルチゾール」の値が、音楽を聴いていない患者のグループよりも20%も低かったこと、そして麻酔の投与量が15%も少なく済んだことを科学的な数値をもって実証しています。この実験はプラセボ効果の可能性を完全に排除した「短い時間間隔において音楽が脳に与える影響」の最良のモデルケースのひとつと高く評価されています。

尚、この実験で使用された音楽は「治癒的音楽」の代名詞ともなっているモーツァルトの音楽ではなく、J.S.バッハやパガニーニ、ブルッフ、クライスラーなどのバイオリンソロやバイオリン協奏曲、アームストロングなどのジャズ、レゲエ、南米のフォークロア、シャンテルなどのエスニックフュージョンといった、4世紀にわたるランダムに選曲された曲であることは注目に値します。(J.S.Bach BWV 1049/1, D.Brubeck Quartet "Take Five", O'Stravaganza "Jig Della Inquietude", Illapu "Las Obreras", N.Paganini Op.6/3, J.Richman "Egyptian Reggae", F.Kreisler "Libesfrued", Anonymous "Entree-Courante", L.Armstrong "Indiana", J.S.Bach BWV 1066/6, Irish Jig (anonymus), Shantel "Bucovina", M.Bruch Op.26/4)
出典

(写真はこちらのHPからの転用です)

この実験は、「音楽を聴くという行為がコルチゾール数値を減少させる」ことだけではなく、必ずしもモーツァルトの音楽ではなくても、あるいは特定の周波数を有した「音」でなくても、心身に影響を与える「治癒力」を持ち得ることを証明しているのと同時に、セラピーを行う上でステレオタイプ的な固定概念に捉われることなく、目的に適合する選曲を行う自由が存在することを示唆しているという意味で、大変意味深いものであると考えます。>>NEXT